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OIKAWA,Satoko blog

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香焔・お香の煙の観察方法 

香焔下図3
画像はお香の煙の下図、クラフト紙に鉛筆で描いたもの。

9月3日から始まる第3回三叉景には、
お香の煙の「香焔」と兎の「福」の作品を出品予定。
湯気をモチーフに描いている「水焔シリーズ」は、
「煙ですか?」とたずねられることが多い。
だからという訳ではないけれど、今回はその「煙」を描いてみた。

煙は湯気よりも形が把握しやすい。
煙は微細ではあっても煤である。
不透明な物質が舞い上がっている姿だから、
きっと「掴みやすい」のだと思う。

湯気は加熱を止めてしばらくが最も良く観察でき、
お湯の温度が下がると、湯気の動きも遅くなり、姿も薄らぐ。
冬場なら、5分ほどしか持たない。
湯気の姿が見えなくなったら再沸騰、また5分観察……という風に、
休み休み集中することになる。

その点、お香は置き墨の上で熱せられるままなので、
姿もくっきり、高速で立ち上り続けるため、
真剣に見つめると2,3秒で目が回るし、
ジェットコースターに乗ったような、
3D酔いのような感覚に襲われ、具合が悪くなる。
だから、長く観察するにはあえて、眼のピントをぼかし
ポヤヤンと見やるという風にするのがコツである。

形の描写は写真や動画を助けにするが、
見え方、速度感、動きのリズムは見て記憶するしかない。
眼で見て、背筋で記憶するというイメージだろうか。
私はダンスがまったく出来ないけれど、
背筋を天に伸ばしながら、クルクルと身体を回して、
空気を抱え込み、流れるように手足をひらり、
そんな身体感覚に移し替えて、煙を記憶してみた。

香焔下図4点
香焔シリーズ4点の下図を並べたところ。全てクラフト紙に鉛筆。

本画は紙に墨のみで制作。
会場で、ご高覧いただければ幸いです。

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