OIKAWA,Satoko blog

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クラゲ と ヘ音記号 

デッサン
新作の下図。左側が上になる。

ドローイングを見ていただくということを初めて経験。
私は結構、動揺してしまった。
デッサンやスケッチ、下図なら、誰かに見てもらうことはあるけれど、
ドローイングは、全く人の目を想定せずに行っているので、
本当に恥ずかしいような、隠れてしまいたいような気持ちになった。

今、取り組んでいる「水焔」のシリーズ、モチーフは「湯気」である。
湯気は動きが速い。
動きの速い鳥などの場合、決まって同じようなポーズを繰り返すから、
いくつかのスケッチを同時進行させることで、描くことが出来る。
けれど、湯気は二度と同じ姿にならない。
写真も動画も撮影して参考にはするが、
実際に目で見る、動きの印象がないと、湯気らしく描けない。

ドローイングの場合、ドローするわけだから、線で描くのだけど、
湯気は線で描くと、湯気にならない。
光を描画するのに似て、線では捉えにくいのだ。
そこで、画用紙を鉛筆で塗りつぶして、
練り消しや消しゴムで描画することにした。

見てる間に動くから、
動く印象を身体に覚えさせるような感じで、
練り消しでフイフイィッと湯気を描く。
そして、覚えている湯気の形を元に、
角をとがらせた消しゴムと鉛筆で、
練り消しの線を成形して湯気に近づける。

そうして出来上がったドローイングは、
クラゲやヘ音記号のような姿なので、
誰も湯気には見えないに違いない、と思っていた。
だから、それを見ていただくということになって、
それはもう、風邪の発熱が瞬間、
零下になるほどの焦りに見舞われたのだ。

そんなに動揺したり、焦ったりするのは、
実力より立派に見てもらいたいと思っているからだ、と気付く。
これが今の精いっぱいなのだから、と、
腹をくくって、見ていただいた。

水焔の新作の方は、そんなクラゲやヘ音記号のおかげで、
かなり湯気らしく出来上がってきている、と思う。


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