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OIKAWA,Satoko blog

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手の働きを 

芽


主よ、帰ってきてください。
いつまで捨てておかれるのですか。
あなたの僕(しもべ)らを力づけてください。

あなたが私たちを苦しめられた日々と
苦難に遭わされた年月を思って
私たちに喜びを返してください。

あなたの僕らが御業を仰ぎ
子らもあなたの威光を仰ぐことができますように。

わたしたちの手の働きを
  わたしたちのために確かなものとし
わたしたちの手の働きを
  どうか確かなものにしてください。

                
         旧約聖書(新共同訳)詩編90 より


2千年以上前の人間が綴った詩編に、
心の深いところから共鳴する。
未曾有の災害といわれるけれど、
今回の震災のようなことは、
きっとこれまでも人間を襲ってきたのだろう。
それでも今日まで、人は絶えずに生きてきた。

この詩編が
「手の働きを確かなものに」という祈りでしめくくられることが、
私の気持ちを奮い立たせてくれる。

復興は願うことでは叶わないのだな。
自分自身が、この手を、しっかりと働かせなければ、と思う。
その働きを、どうぞ確かなものにしてくださいと、
私もそう祈ろう。

--------------------------------------------------------------------

明日から、柴田町の「しばたの郷土館」で、
「及川茂・聡子 父娘展」が、
仙台の晩翠画廊では「震災復興支援チャリティ展」が始まります。

「及川茂・聡子 父娘展」は、3月19日から開催の予定でしたが、
震災の影響により、4月26日からの開催となりました。
柴田のさくら祭りは中止となった今年、
この「父娘展」も開催が危ぶまれましたが、
郷土館の皆様のご尽力のおかげで初日を迎えられることになりました。
晩翠画廊の「震災復興支援チャリティ展」は、
売り上げの一部が晩翠画廊さんを通して、
NPO法人『石巻こども避難所クラブ』へ寄付されるとのこと。
私も小品を一点出品いたしました。

父娘4

父娘3 

父娘1

上の3枚の写真は3月11日の数日前に、
搬入を終えたばかりの時の「父娘展」会場の様子。
あの地震の中を、作品は一切壊れることがなかったことは、
一重にしばたの郷土館の皆様のおかげです。
会期は短くなってしまいましたし、
桜も満開の頃は過ぎてしまいましたが、
展覧会が開催されることだけでも、
本当に、奇跡的なことと感謝しております。

招待状など諸々の事情により、発送が遅れておりますが、
このブログで、急ぎお知らせさせていただきます。
桜はもう葉桜ですが、葉桜もまた美しいものです。
お立ち寄りいただければ幸いです。

コメント

一歩ずつしっかり進んでいるのですね。
ブログ拝見した私の方が力づけられてしまいました。
残念ながら展示に伺う事は叶いませんが、
満たされた展示になる事を、それから安心して過ごせる
ようになることを東京からお祈りしています。

山口 #hIA.E9gk | URL | 2011/04/26 01:26 * edit *

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

# |  | 2011/04/29 12:13 * edit *

及川さん。
「父娘展」の画像を、拝見いたしました。
神様は、及川さんの手の働きをご覧になっていると思います。
神さまは、いつも、及川さんの傍においでだと思います。
いつか、かならず、また会える、及川さんが、今日も、笑顔でありますように。

数寄和のあさだ #- | URL | 2011/04/30 12:46 * edit *

とても、凜とした美しい空間になっています。
親子展の
無事の開催、おめでとうございます。
東京での展覧会、楽しみにしています。

そら #- | URL | 2011/05/02 04:08 * edit *

ありがとうございます

山口さん

ありがとうございます。
私の住む柴田町は比較的被害も少ないため、
復旧も早いのです。
甚大な被害を受けた被災地は、
まだまだまだまだ、復旧というところにたどり着くまでが大変と聞きます。
こんなとき、美術は何が出来るのか、いろいろ考えてしまいます。
それでも、絵を描くことは、
自分自身を支えてくれることは確かだとも感じています。

及川聡子/OIKAWA,Satoko #- | URL | 2011/05/03 20:12 * edit *

鍵コメさん

旧約には、非常に強い嘆きや怒りや愛情が書かれていて、
私にはちょっとこれまで距離があったのですが、
震災後、読んでいて、はじめて共感できました。

及川聡子/OIKAWA,Satoko #- | URL | 2011/05/03 20:18 * edit *

ありがとうございます

あさださま

ありがとうございます。
インドの人はガンジス川のことをお母さんと思っているそうです。
時々、ひどく氾濫して被害をもたらしますが、
そんな川を憎く思わないのか、と問われて、
「お母ちゃんだって、たまには怒りもする」とインドの人は笑ったそうです。
この度の大震災では、笑う気持ちにはなれないし、
そんな自然の摂理、神様のなさり方に「なぜ?」と思ったり、
嘆き訴える気持ちにもなります。
今はそれで良いのだと、この詩編は教えてくれている気もするのです。
今は、悲しんで、嘆き訴えて良いのだと。
嘆きを訴えることは信じていることだとも思います。
そうして、充分に悲しんで、
立ち上がって、進んでいくしかないのだと思っています。

もちろん、そう思えているのは
私が被害の少ないところにいるからだとも思っています。
嘆く気持ちもおこらないほど、憔悴している方々を思うと
言葉も見つかりません。

及川聡子/OIKAWA,Satoko #- | URL | 2011/05/03 20:26 * edit *

ありがとう、ソラちゃん

ソラちゃん

ふふふ。
ソラちゃんからコメントなんて嬉しいです☆
凛としている、と感想が届いたことを
父に伝えますね。ありがとうございます。

及川聡子/OIKAWA,Satoko #- | URL | 2011/05/03 20:28 * edit *

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