OIKAWA,Satoko blog

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紙の値上がり 

コチニールと藤黄を使ってみたいと思い、
画材店にFaxで注文をしたところ、
「ご連絡ですが」と電話が来た。
「今月21日から紙が3割値上がりします」とのこと。
「さ、3割?!」と、ビックリ声を上げてしまった。

20日までの注文は従来の価格になるということだったので、
6月までの制作予定を立てて、その分の紙を注文した。
3万3千円分くらいの支払い。
3割の値上がりとすれば、
一日違いでも1万円くらい支払いが高かった計算になる。

これまでも1割くらいの値上がりはあったし、
紙すきの技術継承のためにも、値上がりは仕方ないと思っている。
でも、一挙に3割は痛い。大いに痛い。とっても痛い。
これも原油高騰に関係しているのだろうか?
買いたいものがいろいろ(PCソフトとか、おもちゃとか)あったのだけど、
買わずにいて良かった。紙がなくては、何も始まらない。

ここのところ、小さな作品を描いている。
紙の端の、残った部分というのが結構たまるので、
それで、SM~3号が、何枚分も取れる。
描き上がれば、小さな紙の端が、ひとつの世界になる。
小さい紙切れになった和紙の端も、だから大事に思ってきたが、
値上がりしたとなると、なお一層大事に思えてくるのだった。
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2005年の雪 

雪の枝


雪の棒


雪の小枝


今日は今年一番の雪になった。
昨年末でも、こんなに降りはしなかった。
ここ数日、あたたかで、もう春だと思っていたから、
この大雪がとても嬉しい。
明日の朝の散歩が楽しみでならない。

写真は2005年の雪景色。
この年の雪はすごかった。
仙台よりもずっと南の柴田町に越して、
穏やかな冬を期待していたのに、
毎日びっくりするような寒さと、
雪の造形に、毎日感動していた。

冬タイヤに履き替えるのを先延ばしにしていて、
突然、大変な積雪に見舞われ、
クリスマス時期、家から出られなくなったりしたが、
それはそれで、なんだか楽しかった。
OTTOも会社を辞めてすぐだったから、
仕事で出かけることもなかった。
ふたりと一匹、世間から隔絶されて、
雪に閉じこめられているようで、
「(スティーブン・キングの)シャイニングみたいだね」
なんて、笑いながら、長い長い散歩をした。

雪玉
雪玉はフカフカで、すごくおいしそう。

雪の海
雪好きの愛娘犬は雪の海を犬かきで進む。

あれから、ほんの3年。
雪の量は格段に減ってしまったし、
雪の姿もまるで違う。
もともとが、それほど雪の降る地域ではなかったのかな。
それとも、温暖化なのだろうか。
こんな雪景色は去年も、おととしも見られなかった。

明日は少し早起きをしよう。
寒いといっても、もう春。
せっかくの雪もすぐにとけてしまうから、
その前に、ふたりと一匹、
もうちょっと雪遊びがしたい。

まゆげひとつで 

賢いネル
こんなに賢そうな面立ちの愛娘犬。

眉毛ネル
まゆげひとつで、なぜこんなことに。

羽の思い出 

鳥の羽を見ると必ず思い出す。

私はカトリックの幼稚園に通っていた。
当時、私は「シスターは鳥の羽ペンで字を書く」
という、全く根拠のない思い込みをしていた。

だから、園内で鳥の羽を見つけると、
必ず、シスターのいる部屋に行き、
鳥の羽を渡したものだった。
シスターはみんな同じ格好だから、
誰であれ、渡していたと思う。
私にはその行為がとても大切なことだった。

記憶の中でのシスターの部屋は、
少し暗く、窓から光が差していて、
逆光の中に、黒い服を着たシスターが立っている。
私には、それが「誰であるか」は意味がなく、
大切な仕事をしている人に、
その仕事にふさわしい「鳥の羽」を渡す、
ということだけが重要だった。

シスターたちが、
何と答えて受け取ってくれたかは覚えていない。
けれど、鳥の羽に関して、
私がしょんぼりした記憶がないということは、
どのシスターたちも、毎回、
鳥の羽を大切そうに受け取ってくれたということだと思う。
子供なりの恭しさで鳥の羽を持ってくる、
その気持ちを受け取ってくれていたのだろう。

「シスターは鳥の羽ペンで字を書いたりしない」
ということに思い当たったのは、
ずいぶん大人になってから、
道で鳥の羽を見つけた時だった。

私の、小さくて大きな思い出である。


恋しく思う 

以前の家と、現在の家とは車でほんの20分程度しか離れていない。
にもかかわらず、自然環境はずいぶん違う。
積雪量も、溶けるまでの時間も、気温も全然違う。

利便を思えば、現在の家の方がむろん快適だけど、
時折、あの虫や動物、寒さや積雪、風の強さまでも、
恋しく思う瞬間があるから不思議だ。

蜘蛛の巣

これは、以前の家の、
玄関を開けた真ん前に作られた蜘蛛の巣。
住んでいた当時は、玄関開けて巨大な蜘蛛の巣に出くわすと、
生物として敗北感を感じた。
「あー、叶わない。玄関は君のものだ」
という気分になったものだ。

先日、まとまった雪がふったので、
一昨日、昨日、今日、朝と昼前に山のアトリエに行っている。
アトリエそばの果樹園の雪の様子を見るためだ。
途中、以前の家の前を通る。
相変わらず、山の陰に青く沈み、
家の周りだけ雪が残っている。
あの環境に暮らすのは、町育ちにはつらい事の方が多かったけれど、
得たもののいくつかは、とても大きかった気がする。

夜

これは、現在の家の玄関から見える景色。
遊歩道の並木越しに月が見えた夜。
遊歩道にも、虫や小動物は生きているのだろう。
でも、散歩してもあまり見かけることはない。
もっと、目を凝らして暮らさなくちゃ、と思う。
虫や小動物に間借りするような暮らしから離れたのだから、
私が彼らを訪ねに行くしかない。


ありがとうございました、そして 

昨日、ギャラリー山口でのグループ展、
「アート・ジャム展 Doll Festival」終了いたしました。
ご高覧下さったみなさま、ありがとうございます。
人形については、絵画制作の間をかいくぐりつつ、
これからも続けてみたいと思っております。

そして、今日からは、
仙台市のむかでや画廊企画展、
「子の春 アーティストからの年賀状」に参加しています。
この展覧会は、仙台とその近郊在住の作家からの、
「年賀状」の作品を展示するものです。
一番町、ツルハドラック2階です。
お近くにおいでの際は、どうぞお立ち寄り下さいませ。

むかでや画廊企画展
子の春 アーティストからの年賀状
場所:むかでや画廊
   仙台市青葉区一番町3-11-10 ツルハドラック2階
   022-223-2063
日時:2008年 2月9日(土)-2月17日(日)
   10:00a.m-7:00p.m

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