OIKAWA,Satoko blog

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チビにぎり 

仙台に越してから早起きの生活になった。
心を入れ替えた、ということではなく、ひとえにOTTOの勤めのせいである。朝7時に出勤していく。ちなみに夜は12時近くに帰宅だ。このご時世だから、そんなのまだまだ甘いぞ、と思う人もいるだろう。でも、我が家はこれまでが甘甘だったので、慣れないうちはけっこうきつい。私はあとで昼寝も可能だがOTTOは無理。可哀相だと心底思う。朝、階段の最後の段を踏み間違えてしたたかお尻を打ちつつも、まだ眼は半開きのOTTOである。

起きたらストーブをつけ、やかんを火にかける。愛犬は寒いし眠いでまだふとんで丸くなっている。(ちなみに彼女は私のふとんで共に寝る)朝ご飯を準備しつつ、冷やご飯をレンジでチン。OTTOのおにぎりを作る。可哀相だなんて言うならおにぎりじゃなくお弁当くらい作れと思われるかもしれないが、お昼に仕事をする際片手でも食べられるようにという配慮なのである。

鮭、昆布、梅干し、ツナマヨ…など眠気眼で冷蔵庫から取り出す。…と、そのころには愛犬が後ろにちんまり座っている。「おはよう、そしておにぎり」という顔をしている。いつも食事の準備を興味深げに見つめるが、おにぎりの時は特に熱心だ。どうやら手のひらで丸めることでご飯が「おにぎり」に変貌する様が小さき奇跡に思う様子。


まずはOTTO用の大きいおにぎりを3つ。そして器に残ったご飯粒をまとめて直径3センチほどのちびにぎりをつくる。愛犬はそれが大きさから自分のものであると察し尻尾ぷりぷりである。ドラえもんよろしく「ちびにぎり~」と素晴らしく光る鼻先に持っていく。「良し!」と声をかけると、かぷっとくわえて茶の間の自分用毛布に持っていって食べる。
毛布に持っていって食べるものは、少し「おもちゃ」っぽい食べ物の時だ。堅めのジャーキーや犬ガムなど。おにぎりは彼女の中でこの仲間らしい。ご飯はドックフードのトッピングだけど、おにぎりはおもちゃ的食べ物だ、と思うのが面白いところ。

もちろんおにぎりはすぐ食べ終わる。私がOTTO用おにぎりをラップで包んでいると、また後ろに愛犬がもどってくる。「ありがとう、楽しいおにぎり」という顔。「もう終わりでしょ、聞いてみただけ」とまた茶の間に戻っていく。

これが日々気持ちも新たに犬バカを更新する朝の風景である。
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